ゆうが -とある関西人の副業コンサルブログ-

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「人工知能が奪うあなたの仕事」 (読了時間:10分)


どうも副業コンサルタントのゆうがです!
おかげさまで1記事目からコメントをやイイネをいただけることができました。ありがとうございます。


皆さんが日ごろ疑問に思っていることや、知りたい情報やノウハウなどを汲み取り、展開していきますので、都度反応いただけると非常に嬉しく励みになります( ^ω^ )


さて前回の記事の中で「単純作業はコンピュータに代替され、人間でしかできないと考えられていた仕事さえも、AIに取って代わられています。」

と小出しにしておりましたので、今回はAI(人工知能)と私たちの仕事、というところにフォーカスをしてお話をしていきます。

いきなり副業と関係ない分野かよ!
とお思いになるかもしれませんが、私たちの仕事やキャリアを考えるにあたり、人工知能と言うところは切っても切り離せないものなのでまずお話をさしてください。

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まずはAIそのものについて
少し理解をしておきましょう。

最近何かと話題のAIですが、
ずばりその正体とは何なのか、
正直よく分かっていない人が
ほとんどではないでしょうか?

しかしそれで普通です。

きっと世の中のほとんどの人が同じように言葉は知っていてもその正体まではよく分かっていないでしょう。

僕も専門外ですので、それほど全てを
しっかりと理解できているわけではありません。

しかし、よりその恩恵を受けたり、逆に自分の立場を奪われないためには、人よりも先んじて理解しておくべきです。

僕なりに簡単に説明します。

皆さんは雑誌の占いや相性診断などで
YES/NOで分岐をして進んで行く
フローチャートタイプの表を
ご覧になった事はあるでしょうか。

例)
あなたは男性ですか?
YES→ 
NO↓


AI技術というのは
このフローチャートの大がかりな物、
と考えると分かり易いです。


YES/NO占いの設問は人間が考え、
結果についても人間が考えた物です。

この設問を自動的にいくつも考え、
さらに結果を自動で導く方法があれば
あらゆることを判断し、判別できる
とても便利なものになります。

その技術こそがAIの考え方になります。


例えば予備知識として、
”長い髭がある→男性の可能性が高い”
と記憶させておきます。

とある写真を見せた時
AIが自分に対して
YES/NOの質問をします。

写真の人間を見てAIは
長い髭がある→たぶん男性だろう

このように質問と回答を自分自身の中で完結させて結果を導き出します。

さらに骨格、髪型などを男性、女性に
分けてデータ化し予備知識として
与えておいた場合、AIは続けて、
「骨格はどうだ?」
「髪型はどうだ?」
と自問自答を繰り返し、真実へと
自動的に近づいていってくれるのです。


この簡単な仕組みだけで、このAIは
写真を見ただけでその人物が男性か
女性か、判別できるようになります。

コンピュータは莫大な知識を記憶する事が得意です。
つまりそのバックデータは無限大。

質問自体を無限大に作り出すことができ、その答えも無限大にあるのです。

ひたすら自問自答を高いレベルで繰り返す。これこそAIの仕組みというわけです。

ほっといても自分で勉強するガリ勉君と言うわけです。
不眠不休で勉強し続けるわけですからすごい勢いでその性能は上がって来ています。

例えばお客様がこういうアクションをとったときに、自分はこうリアクションをした方がええな、ということが学習結果で叩き出された場合、そういった単純作業は人間がしなくても機械が勝手にしてくれると言うような構造になっています。


オックスフォード大学人工知能研究の専門家マイケル・オズボーン准教授の論文によると

「消える職業 無くなる仕事」として
銀行の融資担当者
スポーツの審判
不動産ブローカー
レストランの案内係
保険の審査担当者
電話のオペレーター
動物ブリーダー
給与担当者
福利厚生担当者
レジ係
娯楽施設の案内人
チケットもぎり
カジノのディーラー
ネイリスト
ホテルの受付
弁護士助手
時計仕立屋
時計修理工
図書館の係員
データ入力作業員
彫り師
クレーム処理係
簿記、会計、監査事務官
カメラ、撮影機器の修理工
メガネ、コンタクトレンズの技術者
測量技術者
建設機器のオペレーター
訪問販売員
路上新聞売り
露天商
プログラマー
塗装工
壁紙貼り職人


などなど、ある程度顧客とのアクション、リアクションの関係性が決まっている仕事についてはどんどんと人工知能にとって変わられると言う研究がされています。

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まぁここに書かれていない職業や仕事をされている方々には関係ない話なのでどうぞご安心してください😊


、、、で終わらないから怖いんです

上記は最新の研究結果ではなく
三年以上前の研究結果です。

これまでの見解として、上に挙げたような、比較的低所得者層、または単純な作業が「なくなる仕事」の代表とされていましたが、最新の研究では
比較的高所得者の仕事や、今まで高度な専門家しかできなかった仕事でさえも人工知能の範囲内に収まってきていると言う傾向が出ています。


人工知能 仕事 奪う」で画像検索すれば、将来なくなる仕事のリストなんかは腐るほど出てきます。


特に弁護士、会計士、医者など士業と呼ばれる職業については代替された時の費用対効果が大きく、またAI開発者にとっても功績の度合いが大きいため特に狙われてる市場と言われています。

そして実際にそういった高度な専門性を要する仕事でさえも代替されると言う以下のような調査結果もあります。

『AI(人工知能)が医師の仕事を奪う? 診断支援システムが実現すれば「総合診療医」になれる!?』
http://healthpress.jp/i/2016/11/post-2679_entry_2.html

少し前に話題になったニュースの中で、将棋のプロ棋士が、離席中に将棋のAIソフトでカンニングをしていたと言う事件がありましたね。
『将棋カンニング問題 疑惑を決定的にした「6七歩成」』
https://www.news-postseven.com/archives/20161025_459487.html?PAGE=2


結果として冤罪ということにはなりましたが、実際に将棋のAIは凄まじいスピードで進化をしていて、プロ棋士VS将棋AIのタイトルである電王戦ではほとんどが将棋AIの勝ち越しと言う結果で展開されています。


こうしたニュースや研究結果から見てとれるように、人工知能と言うものは、私たちの仕事や生活にとって無視できない存在、意識せざるを得ない存在になっていることがお分かりでしょうか。
知らぬ、存ぜぬでは、皆さんの生活の質がどんどんと低下してしまう、そんな危険性も秘めている問題です。


人工知能によって15年後、日本の仕事の49%がなくなると言われております。
では残りの51%は無事かというとそうではありません。

直接的にではなくても、収入の減少や労働機会の喪失といった間接的な問題が連関してどんどんと引き起こされます。


例えばホテルの受付が必要ないとなると、ホテルの受付の研修を行う会社や取引先の仕事は減るでしょう。

例えばネイリストの仕事がなくなると、美容系の仕事において人気が美容師さんに集中し、全国的に美容師過多の状況になれば、価格競争を強いられ、一人当たりの利益率及び収入が減少すると言うようなことも考えられます。


こういう風に考えると、「人工知能が影響しない仕事」と言うものは厳密に言えば存在しないことになります。


ただそういったネガティブな面だけではなく、ポジティブな面ももちろん存在します。

人工知能にできない仕事を人間がすることにより、その仕事の価値はより一層向上することになります。


ではどういった仕事が、人工知能に取って代わられない、価値の高い仕事かといいますと


・もてなしやコンサルティングといった人間対人間の高度なサービス
・0から1を生み出す芸術、科学などのクリエイティブな分野
・データ分析/予測に基づく判断
これらは人間にしかできない仕事として確実に残るであろうと予測されています。

正直これからの時代、どの会社が安定、どの仕事が安定といった判断基準は全くもって使い物になりません。

大事なのは「いかに自分自身の価値を高め提供できるか」という思考や能力です。
そういったスキルこそが自分自身を安定させる唯一の術なのです。

このブログでは
■いかにして価値を提供するか
■いかにして影響力を発揮するか
■いかにして収益を構築するか
というコンセプトに沿って展開していきますので、ぜひ一緒にお勉強できればと思っております。