「安定 〜僕が副業コンサルをする理由〜」(読了時間:5分)
安定と言う言葉にどういうイメージをお持ちでしょうか。
おそらく一般の日本人が考える感覚としては、超大手企業のサラリーマンとして就職し、土日は休みがあって、仕事終わりに一杯やるような、そんな生活を安定と言うのではないでしょうか。
ではその状況を、安定、なものとして植え付けられたのはどのタイミングなのでしょうか。
それは学校教育の中で知らず知らずのうちに積み重ねられたものです。
良い成績をとって組織の中で1番になって、いい大学に就職し、そしていい会社に就職すればそれがゴールと言う1つのサクセスストーリーが、成功の形としてイメージジングされています。
はみ出ず、尖らず、足並み揃えて
そういった考え方が根底にある学校教育を受けることで、
小学校の頃にはあんなにみんな違った夢を持っていたのに、徐々に挑戦することがダサイ、かっこ悪いものとして捉えられ、そして最終的には、よーいドンで就職活動をスタートし、安定した企業に就職すると言う結果をゴールに皆目指すわけです。
それが一番幸福な道なのだとみんなが思っています。
確かに本当に未来永劫、大企業の社員になれば定年まで誰もが一生安泰に暮らせるのであれば何もいうべきことはありません。
どうぞ、その安定の道を進んで下さい。
ですが、その「安定の道」と言うものは、保証されているものではありません。
収入と言うものは、企業にコントロールされています。
いわばサラリーマンからの収入しかない人は、その生活の全てを、他の誰かにコントロールされていると言う状況なのです。
そして収入だけではなく、支出の部分についてもコントロールされています。
それは税金と言う形で国が定めたものです。
税金について以下のようなコピペがあります。
働いたら罰金 →所得税
買ったら罰金 →消費税
持ったら罰金 →固定資産税
住んだら罰金 →住民税
飲んだら罰金 →酒税
吸ったら罰金 →タバコ税
乗ったら罰金 →自動車税・ガソリン税
入ったら罰金 →入浴税
死んだら罰金 →相続税
継いでも罰金 →相続税
上げたら罰金 →贈与税
貰っても罰金 →贈与税
生きてるだけで罰金 →住民税
若いと罰金 →年金
老けても罰金 →介護保険料
老いたら罰金 →後期高齢者
僕はゴルフが好きなので、よくゴルフをするのですが、そこにもゴルフ税と言う謎の罰金制度が存在しています。笑
ビール一本には酒税と消費税がかかっています。
当たり前のように税金が重ねられ、そして当たり前のようにそれを収めているのが我々日本国民です。
これらの税率はどんどん引き上がっているのに、収入が伸びない。
これは収入も支出も他者にコントロールされている状況であるからです。
確かに高度経済成長期を経験した方々からすれば、大企業に勤めて給料をもらうことが、安定の1番の近道ではありましたが、この情報化社会ではその過去のノウハウは既に使えないものになっています。
刀を持ち歩いて、人を切れる武士が仮に現代にいれば、逮捕されてしまうでしょう。
戦争で自国の勝利のために指示を出し、英雄と言われていた人が敗戦後には大罪人になってしまいました。
かつてコンピュータは一部の研究機関だけで使用されるものと思われていましたが今は個人が当たり前に使う時代です。
こういった物事の善し悪しや世間の評価は
その時代によって全く異なるものです。
「今まではこうだったから、これからもそうだ」
というのは、思考停止の発言とも取れます。
成功パターンは時代によってコロコロ変わります。
副業が解禁になったのは、ポジティブな面で見れば、日本全体のアウトカムを向上させると言う面がありますが
そこに隠されたネガティブな面を見れば
「あなたたちの収入はこれ以上引き上げられないので、自分で稼いでください」と言う企業側のサインであると言うことに気づかなければいけません。
副業解禁は「稼げるチャンス」ではありません、自分の身を自分で守るための「防衛策」です。
定年はどんどん伸びています。
今と同じような仕事を70歳、75歳、そしてそれ以上の年齢まで続けれると思いますか。
もし続けられたとして、一生労働に悩まされる人生、果たしてそれで幸せと言えるでしょうか。
80歳のおじいちゃんがスーツを着て満員電車に揺られるのがスタンダードな時代がすぐそこまで来ています。
それは言い過ぎでしょーーー
って思ってませんか?
コンビニのレジで働く高齢者の方々を見ても同じことが言えますか?
単純作業はコンピュータに代替され、人間でしかできないと考えられていた仕事さえも、AIに取って代わられています。
次回はそこについての話もします。
収入を作る、それはチャレンジングなことではありません、難易度の高いものでもありません。
ただやり方を知っているか知らないか
そしてそれを実行するかしないかの違いでしかありません。
それは皆さんが学校教育で学んできた国語や算数といった教科と同じようなもので、国語の勉強すること自体は全くもってチャレンジングな行為ではありませんし、難易度が高いものでもありません。
国語の勉強を受けて、その勉強をするかどうかの違いでしかありません。
そして自分の成績(収入)を確保することこそが本当の意味での安定だと私は考えます。
よくプロフィールやメッセージ等で「副業やサイドビジネスに興味ありません」と言う旨を記されている方がいらっしゃいますが、個人的には非常にかわいそうな人たちだと思います。
それは考え方自体もそうですが、過去に副業やサイドビジネスを銘打った詐欺や間違った情報をつかまされたり、またその対応に追われたりと、副業に対して苦手な意識を持ってしまったからです。
その人たちの心を溶かすには、本当に自分が困った状況にならない限りは受け入れられる事は無いので、こちらからどうすることもできないのが不甲斐なく思い、また同時に不憫だと思います。
お金に関する教育と言うものは、気づいてからでは遅いものがほとんどだからです。
興味があるないの話ではなく、人間らしく生きるためにマストの情報として勉強するべき教科なのがお金の知識であります。
米国では、家庭内の教育でお金の話をするのがスタンダードとされています。
それは自分の子供に、人間らしく豊かな人生を歩んでほしいと言う親の願いが詰まっているからです。
私もそんな親心のようなものを持っており、せっかく自分で考える脳みそがあり、自分の意思で動かせる手足を持っているのであれば、もっと人間らしい生活をしてもいいのに、と言う思いを持って副業を教えています。
自分の目標の一つに「みんなそれぞれが自分でゼロから稼いだお金で旅行に行って、そこでおいしいお肉を食べてお酒を飲みながらみんなでバカ騒ぎをする」というものがあります。
そのために僕自身も、日々勉強し続けています。
そしてこういった媒体を通じてその方法を教えていくことで、皆さんの生活の選択肢や可能性を少しでも広げることができればと思っております。
ご意見や、質問があればなんなりとお寄せください。
そういったみなさんの声が自分の気づきとなりまた新たな学びを生み出すと考えておりますので、一緒に勉強していければと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。